現代住宅の問題点と古民家再生
築60数年の住宅を二世帯に(北本市Y様邸)
高性能、高品質を売り物にした21世紀の住宅も、
ホルムアルデヒドの放出などによる空気汚染が数多く報告されています。
さらにこのような有害物質が原因で引き起こされるシックハウス症候群は社会問題にまで発展し、平成15年7月1日からシックハウス対策の強化を目的とした改正建築基準法が施行されています。
ここでは換気設備の義務付けや建材の使用制限といった項目が新たに設けられており、室内の空気環境がいかに健康に影響するかということを人々に再認識させることになりました。
このような時代の流れを受けて、現在、リフォームによって古い民家を新しく生まれ変わらせる「古民家再生」が注目されています。
昔の民家に使われている古材は、丁寧に補正して本来の性能を引き出してあげれば、たとえ200〜300年経っていても再び命を吹き返します。
シックハウス症候群の一因である現代の高気密・高断熱住宅と異なり、古民家は空気の通りが良く、有害物質による空気汚染の心配もありません。
また、時を経れば経るほど柱や梁は強く固くなってくるため、耐久性、耐震性も抜群です。
弊社では「先祖代々受け継いできた家を残したい」というお客様の想いを大切にし、昔の家の良さを活かして設計・施工いたします。
古民家の中には最近手に入りにくい貴重な良材をふんだんに使用している家屋もありますので、「もう古いから…」と諦めてしまう前に、ぜひ一度弊社にご相談ください。