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2025/09/07
悪徳業者から資産を守る! 七つの防衛策

Written by 村松 和彦
代表の村松です。
日々思いつくままにの独り言です。
少しでも家づくりの参考になれば幸いです。
日々思いつくままにの独り言です。
少しでも家づくりの参考になれば幸いです。
国民消費者センターによると
リフォームに関するトラブルが5年前の4倍になっているそうです。
しかもこの数字は氷山の一角に過ぎません。
悪徳業者によるトラブルの共通点は
■不安をあおり高額な工事を勧める
■不必要な工事を不当な金額で契約する
■無料点検・モニター商法で高額な金額を要求する
など、ほかにも色々とあります。
たまにお客様から
「前に飛び込みですぐ屋根を直さないと雨漏りすると言われて
けっこうな金額を払ったが、逆に雨漏りした」とか
「何となく金額の割に手抜きされた気がする」など
聞かされることがありますが
このような話は珍しくありません。
お話の中には「えッ??」と驚く内容もあります。
我が家はタイル貼りなのですが
飛び込みで頭にタオルを巻いた職人っぽい格好の人が
「そろそろ外壁塗り替えないとだめですよ」
とやってきたことがあります。
その時は家族がインターホンで対応して
「うちはタイルなので塗り替えは必要ありません」
と追い払いました(笑)
「職人っぽい」感じに見えるところが危険ですね。
とにかく手あたり次第に廻って
ひっかかれば儲けものなのでしょう。
そこで、大切な資産を守るための防衛策をお話します。
①詳細な内訳書があるか?
トラブルの多くは「言った」「言わない」の口約束によるものです。
お互いの思い込みはトラブルのもと。
工事個所の名称が明記された書類を提出してもらいましょう。
➁面積は正しいか?
どの部分をリフォームするにも正しい面積が必要です。
手元に新築当時の図面がなければ実測して図面を作ってもらいましょう。
➂材料の種類や特徴を確認する
工事の個所よって使う材料の詳細をよく説明してもらいましょう。
後になって「知らなかった・・・」というのはトラブルのもとです。
➃支払条件は適切か?
工事前に頂ければ割引するという飛び込み業者に騙されたという話を聞くと
1割くらいならと支払ったところ連絡が取れなくなり、結局お金を取られただけ。
間違っても工事が完了する前に全額を支払うような条件を受けてはなりません。
➄その職人は本物か?
経験のある職人が現場に若い職人を連れて来ることはよくあります。
親方について実践の勉強をするためですが
そうではなくて職人のふりをする悪質な業者もいます。
今はネットで色々な情報が手に入りますから口先だけの職人もいるので注意です。
➅長期保証にまどわされるな
手順を守って丁寧に工事をする良心的な会社なら
工事後もすぐに対応してくれます。
ところが契約欲しさに「〇年保証」を強調する業者には注意しましょう。
➆業態別価格のからくりを知る
同じ工事でも全国展開・CMバンバンのハウスメーカーと
地域密着の工務店で価格が違うのは当たり前。
間接的な経費として人件費や広告宣伝費のかかり方が違うからです。
かといって小さな会社が安く請け負えるとは限りません。
工事の内容や使う材料によって変わってくるため
初めに書いた①をよく確認して納得の契約をしましょう。
どこに頼めば良いかわからないと
何社からも見積もりを取る方がいらっしゃいますが
金額だけで比較しないようにして下さい。
見積書を比較するためにお客様ができることは表紙の金額ではなく
詳細の内訳と施工個所、その面積、計画図面の確認です。
そして疑問に思ったことはすぐに尋ねましょう。
特に住宅の小さなリフォームは資格がなくてもできてしまいますから
建築士がいる許可業者かどうかを確認して
信頼できる業者であるかどうかを判断することが何より大切です。
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