健康的な住まい
2025/11/03
密閉された住まいで起こること

Written by 村松宏呂子
インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター
女性の視点からお得な情報やニュースをお届けします。
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室内にこもるのは昔のように湿気だけではなくなりました。
アレルギー・アトピー・化学物質過敏症が珍しくなくなったのは
①家の建材や家具から発生する有害な揮発物質
②柔軟剤や除菌防臭スプレー、防虫剤
③ドライクリーニングから戻って来た衣類
など、化学物質に囲まれた生活環境が普通になったからです。
また、気密性が良くなった住宅で
ろくに換気もせず排気筒のないファンヒーターやストーブと使うと
大量の水蒸気と二酸化炭素が排出され室内の酸素濃度が低下します。
これは脳の活動にも影響し、思考が鈍り勉強や仕事の能率が下がり
万一不完全燃焼が起きると一酸化炭素中毒の危険性もあります。
ある程度の隙間があるほうが空気が入れ替わり
実は健康に良いのです。
ところが20数年前建築基準法が改正されてから
新築される住宅は隙間のない高気密住宅ばかりになりました。
エアコンで1年中快適に過ごすのが悪いとは言いませんが
暑くもなく寒くもない気温20度前後の日はエアコンを消して窓を開けましょう。
エアコンなしで過ごせない季節も
せめて1時間に1度は空気を入れ替えるようにしましょうね。
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自然素材で建てる外断熱の家
株式会社ビルアート
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